低反発バットでも結果を継続して出していくための考え方

 

こんにちは

トウジローです

 

今回は、2024年から導入される低反発バットへの対策や、打者が練習で取り組むときにおすすめの練習用バットについてご紹介したいと思います

そして、今回の記事はこんな方々におすすめです

 

 

おすすめ
  1. 低反発バットを利用しても結果を出したい
  2. 低反発バットに備えて練習がしたい

 

それでは早速みていきましょう

 

低反発バットと普通の金属バットの違い

まず初めに、低反発バットとは何か、現在の金属バットと何が違うのかをみていきましょう

 

【重さ】
・金属バット/900g以上
・低反発バット/900g以上
※バット径が細くなるので、重さ900g以上を満たすために金属の肉厚を厚くする必要がある

【最大経】
・金属バット/67mm
・低反発バット/64mm(木製バットの平均的な太さ)

【反発係数】
規定なし

【打球部の素材】
新規定では現行のバットよりも1mm厚い

【打球速度】
現行のバットと新規定のバットの打球速度を比較すると
平均速度が96.3%、初速は96.3%に抑えられた」と情報が出ています

 

なので、金属バットから低反発バットに変わると打者の感覚や打球の飛び方、打球速度が変わることが予想できます

そのため、より早く新規定バットに慣れていく必要がありますね

 

低反発バットを導入する理由

次に低反発バットを導入する理由についてもみていきましょう

現状わかっているのは、この3つかと思います

投手のケガ防止

第101回選手権大会で、岡山学芸館の投手が打球を顔面に受けて頬骨を骨折してしまったことがあります

実際に投手のプレートからからホームベースまでの距離は18.44メートルですが、投手がステップをした時には3メートル程度前に出るため、実際には15メートルから16メートルに程の距離になります

 

上記にある通り、打球速度が抑えることができれば、避けることができるかどうかは、その投手によって変わるので断定はできないと思いますが、反応できる時間を作ることができます

 

そのため、打球速度を抑えるために低反発バット導入が考えられたと思います

 

投手の負担軽減

現在の金属バットは芯が広く飛距離が出やすいので、打ち方が多少崩れていても、スイングスピードが速ければ詰まっても打球が飛んでいきます。

なので、打者を打ち取るために投手は、変化球を織り交ぜて球数が多くなってしまうことも考えられます

そこで、低反発バットを導入することで、打者の技術がなければ良いバッティングができない状況を作り、球数を減らす狙いになったと思われます

 

打高投低の改善

最近の金属バットは弾きがかなり良いので、飛距離も出れば、打球速度も出ます

もちろん選手のスキルも関係することもありますが、打者の方が有利なのは変わりありません

なので、このバランスを調整するために低反発バットの導入が考えられると思います

 

低反発バットを利用して結果を出すためには

ここまで、低反発バットと金属バットの違い、導入する理由について触れてきました

ここからは実際に使用する上で、どのように結果を残していくかについて触れていきたいと思います

あくまで僕が考える内容ですので、参考にしてみてください

 

引っ張りよりも広角に強く打てる技術

引っ張っても飛ばないことがわかっているので、広角に強い打球を打てる技術が必要になると思います

理由は、引っ張りだけの選手になってしまうと、引っ張っても飛ばないので、インコースを攻めても怖くありません。ですがアウトコースはもっと打ち取れる確率が高いので、結果は出にくいことが予想されます

そこで、広角に強い打球を打つことができれば、例え飛距離が落ちたとしても、安打数を伸ばせる確率は高くなることが予想できます

ということは、普段の練習から気持ちよくホームランだけを狙って引っ張って打つのではなくて、コースをしっかり分けて打っていく必要があります

 

ライナー性の打球数増加

近年ではゴロよりもフライを打つことを重要視する「フライボール革命」が起こりましたが、低反発バットを使用することを考えると、あまり好ましくないかもしれません、、

かといってゴロを転がすような打ち方を身につけて欲しくもありません

 

なのでやはり、バッティングで点数を取ることを考えると、求められるのは「ライナー性の打球」になると考えます

では、ライナー性のバッティングをするためには、普段からどのように練習をすれば良いかというと、ボールとバットがフラットに接する時間を長くできるスイングを身につけることだと考えます

 

ファーストストライクを安打にできる数

よくチームの方針によっては、初球は待てのサインがあるところも少ないと思います

これは、そのチームの作戦だし、指導者の案だと思うので、とやかくいうつもりはありません

ですが、飛ばないとわかっていれば、投手はどんどんストライクをとるスタイルになるし、アウトコースにストレートを投げ込んでくるでしょう

 

ただこれを見逃す、または打ち損じてしまうと、投手有利が続いてしまい、更に打てる確率は下がってくるでしょう

まぁ、バントをしたりエンドランをすれば別かもしれませんが、打者は一本でも多くヒットを打ちたいし、塁に出たいと思います

 

ということは、このファーストストライクを打てるスキルを身につけること、もっというとアウトコースのボールをセンターから逆方向へ強く打ち返せる練習をメインに行う方が確率的に良いと考えます

 

まとめ

以上が、低反発バットを導入する上で、結果を継続して出していくための考え方になります

もちろん、これが全てだとは思いません

 

あくまで一考えですので参考にしてみてください

 

それでは今回は以上です

では、また。

低反発バット対策におすすめの木製バット


シェアするにはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

野球の現役引退後にビジネスの知識もスキルもないところから起業し、現在は会社を2社経営。人生とは【夢に向かって冒険する日々である】をモットーに自身の夢に向かって挑戦中。