プライオボールで球速アップ!と投球動作の改善

こんにちは

トウジローです

 

今回はプロ野球選手やメジャーリーガーなど多くの選手が使用している「プライオボール」についてご紹介したいと思います

この記事は実際に野球コーチである私が「プライオボール」を使ってみての体験をお伝えするので1つの参考記事として認識してもらえたらと思います

また、今回の内容はこのような人におすすめです

  1. プライオボールとは何か知りたい
  2. プライオボールを使ったトレーニング方法が知りたい
  3. プライオボールの効果、メリット、デメリットが知りたい
  4. プライオボールを代用する方法が知りたい

このような方におすすめとなります

それでは本題に入っていきましょう

 

プライオボールって何?

プライオボールはアメリカのドライブラインベースボールというトレーニング施設で開発されたボールになります

重さの違うボールを投げることによって、球速アップやコントロール向上が期待されると言われています

プライオボールは日本のプロ野球選手がオフにトレーニングに訪れたり、ダルビッシュ選手や大谷選手が使っていることもあって一躍有名になりました。

また、2020年のサイヤング賞投手のトレバー・バウアー投手も使用しています

このプライオボールは、重さの幅が100g~2000gとあり、種類も6種類あって色によって重さが違います

重さ(g)
100グレー
150黄色
225
450
1000
2000

この色の違うボールを投げることで投球動作をリンクさせてケガ予防やパフォーマンスアップにつなげていくことが目的です

プライオボールのメリット・デメリット

メリット

まず初めにメリットについてですね

僕自身が体験してみて感じたのは、「体幹を使って投げる」感覚がわかりやすい

これですね

もう少し細かくいうと、腹斜筋、胸筋、広背筋です

野球ボールを投げる時に指先に意識が行きやすいですが、実際に大事なのは、最後に出力するまでの過程です

なので、体幹部を使って指先まで動作をリンクさせることができれば、力を連鎖させる動作ができます

これが、プライオボールを使ってみて感じた最大のメリットですね

あとは、重いボールを投げることで、自分の指に最後まで感覚が残っている状態になるので、この後に軽いボールを投げて、重いボールを投げる時と同じ動作ができると、普段より動作がスムーズになってボールの回転数や伸びに繋がります

デメリット

次にデメリットですね

これは個人差があるのと投球動作がリンクしていないと、肩・肘の怪我の恐れがあります

僕自身は痛みはないですが、実際に使用したことで怪我をしてしまった人がいると聞きます

ただ、怪我をしてしまう多くの方は動作が良くないことや、ボールを使用する目的を間違えてしまっているケースが多いですね

 

中でも、最も多いのが「球速を上げること」を目的だと思ってしまっている人です

これは僕自身が経営する野球スクールの生徒達にも言いますが、球速アップはあくまで結果であって、目的ではないということ

一番の目的は「動作の習得と、ケガ予防」です

正しい動作ができて、自分の体の力を伝えることができれば球速は上がります

もちろん個人差はありますが

 

実際に僕自身も全力で投げることはしていません

大体、感覚として5.6割程度ですね

無駄に力まない、力が入りすぎない状態で使うことを意識しています

 

なので、プライオボールを使う場合は、しっかりと目的を間違えないように注意しましょう

プライオボールの代用品はある?

実際にプライオボールを購入しようと思った場合に、まず値段を見るでしょう

決して安いと言えませんね

そこで、このプライオボールが高く感じる場合は、重さは選べませんが100円均一にサンドボールが売られているので、これで代用するのが良いかと思います

ただ、公式のプライオボールに比べると作りが雑で、重さを選べないのが難点ですね

僕自身も最初は考えましたが、怪我のリスクを考えると、そのような雑なことはせずに、効果を期待できるものを正しく使おうと思いました

なので本当に今の自分の投球動作を変えようと思ったら、プライオボールの代用を考えるよりも、正規品を使った方が良さそうです

※実際に使ってみて正規品を購入して本当に良かったと思いました

プライオボールを使ったトレーニングメニュー

プライオボールトレーニングはいくつか種類があります

↓にそれぞれの動画を見ることができますが、どんな種類があるかまずは見ていきましょう

プライオボールトレーニング
  1. リバーススロー
  2. ピポットピックスロー
  3. ロールインスロー
  4. ステップバックスロー
  5. ドロップステップスロー
  6. ウォーキングワインドアップスロー
  7. スキャップリトラクションスロー

このメニューはケガのリスクを減らしながらトレーニングの効果を最大限に発揮する

これを目的として行います

実際にどのように行うか動画を参考にしてみてください

リバーススロー

手順
  1. 壁やネットに背を向けて軸足を地面に着けて片膝立ち
  2. 後ろにスロー
回数

黒・緑:各10回


ピボットピックスロー

手順
  1. 軸足を半歩前に出して両足が正面に垂直でスタート
  2. 軸足で回転して投げる
回数

黒・緑:各10回


ロールインスロー

手順
  1. 壁に正対してスタート
  2. 前足→軸足→前足の順番でスロー
  3. ステップを速くして勢いをつける
回数

緑・青:各10回


ステップバックスロー

手順
  1. 正面に対して横向きでスタート
  2. 軸足に体重を乗せてスロー
回数

青・赤・黄色・グレー:各1回


ドロップステップスロー

手順
  1. 壁やネットに対して背を向ける
  2. 軸足を後ろに踏み出して回転して投げる
回数

青・赤・黄色・グレー:各1回


ウォーキングワインドアップスロー

手順
  1. 壁やネットに対して歩いて軸足に体重を乗せてから投げる
  2. 体重移動がを意識
回数

青・赤・黄色・グレー:各1回


スキャップリトラクションスロー

手順
  1. 正面に対して横向き
  2. 胸を張って肩甲骨に力を溜める意識を作ってスロー
回数

青・赤・黄色・グレー:各1回


まとめ

最後に僕自身が使用してみて思ったのは「プライオボールトレーニング」はおすすめです

実際に多くの選手が取り入れている理由が納得できます

ただ、使用方法や目的を間違えると怪我の恐れがあるので、使用する際は十分に注意をして、行ってみてください

また、ジュニア用のボールもありますので、ご自身のお子さんとの練習で一緒に取り組むのもいいかと思います

ジュニア用


 

それでは今回は以上です

では、また。

実際に使用した一般用のボール


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1 個のコメント

  • 突然の失礼とは存じながら、初めてご連絡を差し上げます。
    私、群馬県太田市にございます、株式会社システムスタイルの岡崎と申します。

    弊社ではオンラインショップ 地球問屋 
    https://www.rakuten.ne.jp/gold/auc-r-style/
    を運営しており、
    現在新商品と致しまして、プライオボールの発売を控えております。

    オンラインショップ故に、お客様に実物を見て頂く事が出来ず
    どうしたら弊社の商品の想い、良さが伝わるかと考え
    専門家を探しております。

    Tojiro Blog様のブログを拝見させて頂き
    是非とも、海野様の視点か弊社の商品について、感想を伺いたくご連絡を差し上げました。

    弊社の商品ページにご出演頂く事は可能でしょうか?
    プライオボールの使い方動画とお写真を掲載させて頂きたく存じます。

    同様の案件と致しまして、
    ゴルフの長岡プロと契約させて頂いております。
    そちらをご覧頂けますと、どんな感じかわかりやすいかと存じます。
    是非ともご覧になって下さい。
    https://item.rakuten.co.jp/auc-r-style/02-09-01-slp120r20/

    お忙しいところ大変恐縮なのですが、
    もし、少しでもお話することが可能でございましたら、ご連絡を頂けますでしょうか?
    是非、お力をお貸しください。
    何卒よろしくお願いいたします。

    群馬県太田市宝町799-2
    株式会社 システムスタイル
    0276-57-6549
    support@systemstyle.co.jp

    岡崎

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    ABOUTこの記事をかいた人

    野球の現役引退後にビジネスの知識もスキルもないところから起業し、現在は会社を2社経営。人生とは【夢に向かって冒険する日々である】をモットーに自身の夢に向かって挑戦中。