アスリートに重要な運動能力・運動神経の伸ばし方について

 

こんにちは

トウジローです

 

今回はアスリートに重要な運動能力・運動神経の伸ばし方について解説していきます

この記事はこのような方におすすめです

 

おすすめ
  1. 運動能力の伸ばし方を知りたい
  2. 運動神経の伸ばし方を知りたい

 

このような方にはおすすめの記事になります

それでは実際に見ていきましょう

 

運動能力・運動神経の伸ばし方

まず初めに、運動能力を伸ばすためには、運動神経を伸ばさなければなりません

簡単にいうと、自分がイメージした通りに動かせなければ、どれだけ反復練習をしても上達しないということです

 

なので、まずは運動神経を伸ばすことにフォーカスしてください

そして、実際にどうやって伸ばしていくのかというと、コーディネーショントレーニングを取り入れていきます

ん?なんだそれは?と思った方もいるかもしれません

 

実際にどういったトレーニングなのか

解説していきます

 

コーディネーショントレーニングとは

それでは見ていきましょう

 

コーディネーショントレーニング

運動能力向上のための理論であり、神経に刺激を与えるトレーニングです

もう少し具体的に見ていきましょう

コーディネーションは、日本語にすると「調整」「一致」といった意味になります

なので、コーディネーション能力とは、状況に合わせて体の動きや力の加減を調整する能力と言っても良いかと思います

 

コーディネーション能力が伸びる時期

コーディネーション能力は幼児期・児童期に伸ばすことに注力するのが大切です

理由は、神経系は子ども時代に急激に成長し、5歳くらいで成人の80%、12歳にはほぼ100%まで発達してしまうと言われているため、既に大人のコーディネーション能力は12歳あたりからほとんど変化していないということがわかります

なので、いかに幼少期に多くの動作を経験し、神経系を刺激することができるかどうかで、その後の運動神経が決まってきます

 

最近では外で遊ぶ子どもが減ったということから、大人の方からしたら「俺が子どもの時はそれくらいできたぞ!」なんて子どもに言ってしまう人も多くはないかと思います

ただ、これは大人が幼少期にたくさん外で遊び動作を経験したことで運動神経が伸びたのが結果なので、当たり前なわけです

 

だから、自身のお子さんや今の自分の運動神経を伸ばそうと思うのであれば、多くの動作を経験し神経系を刺激するコーディネーショントレーニングをすることが重要になることがわかるかと思います

 

コーディネーション能力は7つに分けられる

コーディネーション能力は以下7つに分けられます

コーディネーション能力
  1. 定位能力
  2. 反応能力
  3. 連結能力
  4. 識別能力
  5. リズム能力
  6. バランス能力
  7. 変換能力

この7つの能力に分けられます

この7つの能力は、それぞれが個別なものではありません

何か動作や運動をする際に、7つのうちのいくつかの力がお互いに連動して、体を自分の思ったとおりに動かしています

実際にどんな能力なのか?それぞれ見ていきましょう

 

定位能力

相手や味方、ボールなどと自分の位置関係や距離を感じる力、把握する能力

キャッチボールをするとして、相手が1メートル先にいるのと、5メートル先にいるのとでは、必要な力が変わってきます

この判断をする力が定位能力です

※例:縄跳びで回る縄を跳び越す、人とぶつからずに走る


反応能力

合図への反応速度、正確に対応する能力

音や人の動きなどの情報をすばやく察知して、正しくスピーディーに動き出す力です

※例:短距離走で合図と同時にスタートがきれる、速いボールに対して一歩目が早く動く


連結能力

関節や筋肉の動きの連動性、スムーズに動かす能力

一つの動きの中で異なる動作をスムーズにつなげて、流れるような一連の動きにする力です

※例:ジャンプしながらボールを捕って、投げるまでの動作がスムーズにできるなど


識別能力

手や足、用具を意のままに操作する能力

力を入れる、一瞬で力を抜く、徐々に力を入れるなど、必要なときに必要なだけの力を出力する器用さのことです

※例:バットやラケットをコントロールすることやボールを速く投げたりゆっくり投げたりするなど


リズム能力

タイミングの強弱や、動作をマネしたり、イメージを表現する能力

目で見た動きを、自分の体で表現できる力です

この能力がないと、動作に柔らかさが出ずに動きがぎこちなくなってしまいます

※例:トスのタイミングや相手に合わせること、縄跳びで一定のリズムで跳べるなど


バランス能力

必要な体勢を保つ能力

動作の中で体勢が崩れたときに、立て直すことができる力であり、不安定な物の上や空中で体勢を保ち、動ける力です

※例:バランスボールに乗る、空中でボールをキャッチして乱れずに着地する


変換能力

状況に合わせて動作を速く切り替える能力

急な変化に対して、適切な動きをとれる力です

状況判断、身体操作、定位能力、反応能力などが複合的に関わっています

※例:並走している相手がダッシュをしたら自分も速度を上げられる、バウンドが変わったボールを捕球する準備ができている


まとめ

以上が運動能力・運動神経を伸ばすために必要なコーディネーション能力7つになります

この7つの能力を伸ばすことができれば神経系に刺激が伝わるため、運動神経に変化が起きます

この変化が起きたら次は、これらを反復していきます

 

例えば、回数やスピード、正確性などを求めてやっていくと運動能力を伸ばすことが可能となりますので参考にしてみてください

 

そして、実際にこのコーディネーション能力には、著しく発達する時期や、必ず取り入れてほしい時期があります

この時期については↓の記事にて詳しく解説していますので、こちらも併せて読んでみてください

ゴールデンエイジとは?【子どもの身体能力・運動能力が伸びる人生でたった一度の黄金期】

2022年4月12日

 

それでは、今回は以上です

では、また。

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ABOUTこの記事をかいた人

野球の現役引退後にビジネスの知識もスキルもないところから起業し、現在は会社を2社経営。人生とは【夢に向かって冒険する日々である】をモットーに自身の夢に向かって挑戦中。