こんにちは
トウジローです
今回は球児に「食育」が必要な理由をご紹介したいと思います
この記事はこのような人におすすめです
- 食育をしようと考えている
- 食トレをしたい
- どれくらい食べる必要があるか知りたい
- 何を食べたら良いか知りたい
このように考えている人におすすめの内容になります
それでは本題に入っていきましょう
球児に「食育」が必要な理由
まず初めに球児の皆さんやお子さんをサポートするご両親の皆さん
この認識を持ってください
自身の目標を達成するために必要なこと
野球は昔からたくさん食べること、ご飯をたくさん食べろなど、風潮的なところであると思います
確かに食べることはパフォーマンスアップや怪我予防を考えても大事です
ですがよくある食トレが、「米をたくさん食え」「肉を食べろ」など抽象的なものが多いのが現実です
なので、食育や食トレ=きつい
こういったイメージを持たれている方がいると思います
この記事では、そもそも何故食育が必要なのか、たくさん食べる必要があるのか、分かりやすく伝えたいと思います
なので最後まで読んでいただき、理解できた人は行動に移してみてください
食事で未来が変わる
今回一番お伝えしたいことはこの部分です
食事の取り方で大きく未来が変わってきます
私は普段の仕事で野球のスクール事業や中学生のチーム運営を行うなど、普段から子どもたちと関わることが多いので、実際に食事を意識しているかいないかで結果がどうなるかみてきています
例として挙げるなら、1年前はホームラン数が1桁だったのが、1年後には倍以上の20本以上を打った選手がいます
彼はホームランをもっと打てるようになりたいいうことから、食事の増量を意識し始めて、1年で13キロの増量に成功しました
もちろんスキルの部分もありますが、体重が増えて「出力値」が上がったことでスイングスピードや打球速度が上昇し、結果につながったわけです
明日いきなり変わることはないですが、中学生、高校生でれば1年生の段階から2年積み重ねていければ、最後の大会時には体つきも変わっているので発揮できるパフォーマンスも大きく変わっている可能性が高いです
これをチーム全体で行っていった場合、パフォーマンスを発揮できる選手の母数が多いため、勝利につながる可能性も大きくなります
単純にボールを投げるスピード、スイングスピード、打球速度、飛距離が伸びて相手より上回り、スキルのレベル、戦術が高ければ、勝利につながる可能性が高いので、結果も大きく変わります
目先の結果も大事ですが、いかに未来を見据えて今できることをコツコツと積み重ねていけるかが大事です
私は今まで1000人以上の選手の指導に携わり、多くの選手を見させていただきましたが、最後に結果を出せる選手は「コツコツ継続」してきた選手だけです
なので、選手たちにいう言葉の1つのしてあるのが
「勝ちたいならやりなさい、負けていいならやらなくてもいいよ」
このように伝えます
結局どんな環境でもやる選手はやるし、やらない選手はやりません
それが数ヶ月もすれば差が開いてきます
この差が開いた時に気づいて取り組んでも遅いです
もし、これを読んでくださり気付いてくださった方は、これからお伝えすることを今日から、いや今から取り組んでみてください
食育をする前にやるべきこと
まず初めにやるべきこと3点をご紹介します
- 自己流でやらない
- 目標設定
- 数字で出すこと
この3点をまずは行いましょう
何故かというと、食育をしようというと、「よし!たくさん食べよう!」これだけしか考えずに量をたくさん食べるだけになってしまう人が多いからです
これだと、実際にスタートしてみたものの、なかなかうまくいかないという人は多いはずです
そして、最初に伝えた、「米を食べろ!」といったやみくもにごはんの量を増やすだけでは、すみずみまで栄養が行き渡った、強い身体はできません
長い年月を掛けて食育を成功させるには、明確な目標を立て、スポーツ栄養学の知識に基づいたバランスのいい食事を必要十分な量食べる必要があります
なのである程度自分の時間を犠牲にする「覚悟」が必要です
遊びたい、サボりたい。そう思う方は正直難しいと思います
だけど、自分を変えたい方は参考にしてみてください
自己流で“なんとなく”やらない
よく保護者の方々はお子さんのために、たくさん提供したりバランスを考えて食トレをしているつもりなのですが、実際は栄養が足りていないことが多いのです
食トレは、ただ量を増やすだけではダメで量を増やしながらも、脂質や糖質ばかりが増えないように、さまざまな食材、メニューを摂取して栄養バランスを整えることが大事です
その中でも活動量が多いチームであれば、それだけ消費量が増えるため、エネルギー確保だけでも相当摂取しなければなりません
下の図は一般高校生と高校球児の1日に必要な栄養素の比較です
参考にしてみてください
参照:https://timely-web.jp/article/4311/
これをみてもらえればわかると思いますが、一般の高校生に比べて2〜3倍は必要なことがわかると思います
これに増量を考えると更に摂取量が必要になってくるわけです
なのでもし、体重が増えなくて悩んでいたり、十分な栄養を摂取できていない方は、こちらを参考にしてみてください
目標設定をする
次にどれくらい必要かわかったら目標設定をしていきましょう
自分がどのくらい増やしたいか、いつまでにどういった体になりたいか
まずはここから決めていきましょう
期限が決まると逆算して計算ができるため、コツコツ続けるためにどのくらいのペースで行えば良いかがわかるようになります
これが分かれば1日にどれくらいの消費があって、摂取をすれば良いかの計算をしていき、これを続けていくといったイメージです
数字で出すこと
ここまできたら最後です
ここが一番重要です
よく言われている一般的な野球選手としていいパフォーマンスを発揮するための理想的な体格目安は『身長—100=体重』となります
そこに体脂肪率が8〜15%のくらいの状態です
ここでポイントとなるのは、除脂肪体重になります
字の通り「脂肪を除いた体重です」
下の図を見てみましょう
身長が同じA君とB君。B君のほうが10キロほど重く、一見すると体格よく見えますが、実はA君のほうが筋肉量が多く、理想的なのです
これが最初の時から伝えている、「大量の米をひたすら食べるように指導された」ことによる増量になります
糖質ばかりをとりすぎると肥満につながります
なので、体重を増やすだけではダメということです
しっかりと栄養バランスのいい食事で体脂肪を意識しながら、質のいい筋肉を育てていきましょう
まとめ
ここまで食育が球児に必要な理由を述べてきました
ただ「食育」は毎日続けることに意味があるものです
毎日続けるということは大変です
なのでいかにモチベーションをキープできるかが重要になってきます
自分が掲げた目標を達成するためには、個人で行うよりも、チームで取り組んだほうが周りと切磋琢磨しながら行えるのでチームビルディングの内容としてもおすすめです
実際に食トレで効果を出している選手のほとんどが、チーム一丸となって取り組んでいました
特に子どもであれば自分一人ではできないでしょう
そこで欠かせないのが、チームスタッフ・選手・保護者の関係性です
お互い助け合って選手が掲げた目標ために3者それぞれが情報を共有し合いながら一致団結して食トレに励めると効果も出てくると思います
選手が”ゴールを達成”する瞬間を3者で見届けたら素晴らしいチームだな思います
諦めずにコツコツと継続してみましょう
それでは今回は以上です
では、また。
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