こんにちは
トウジローです
今回は野球肘とは何か?野球肘になる原因についてご紹介していきたいと思います
この記事はこのような方におすすめです
- 野球肘が何か知りたい
- 野球肘になる原因が知りたい
- 野球肘をならないための方法を知りたい
このような方におすすめです
それでは本題に入っていきましょう
野球肘とは
投球動作を繰り返すことで肘の筋肉や靭帯、軟骨などに負担がかかり痛めてしまうもの
痛めている場所によって「内側型」「外側型」「後方型」に分類されます
内側型
野球肘でもっとも多いのがこの内側型の肘の痛みです
主に骨を痛めてしまう場合と、靭帯や筋肉を痛めてしまう2種類があります
それぞれ見ていきましょう
骨を痛めたもの
肘の内側についている筋肉に引っ張られるような形で、未熟な骨が損傷を起こすことがあり、これを「内側上顆裂離骨折(ないそくじょうかだんれつこっせつ)」といいます
特にこの痛みは骨が未熟な小学生くらいによく起こります
裂離骨折は、「この1球を投げた時に」というように一度の力で発症する「急性タイプ」と、いつの間にか徐々に悪くなってくる「慢性タイプ」があります。
骨の損傷ですが子供の場合、基本的に1ヶ月ほど安静にしていると自然に治ることがほとんどです
ごく少数ですが、痛みがひどく日常生活に支障が出る場合は固定をおこなうこともありますので注意が必要です
靭帯もしくは筋肉を痛めたもの
日々の繰り返しの投球動作で、肘の筋肉や靭帯を痛めてしまう場合があります
この靭帯を痛めたものを「内側側副靭帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)」、筋肉を痛めたものを「内側上顆炎(ないそくじょうかえん)」といいます
この痛みは大人と子どもで原因が異なるケースが多いです
大人の場合は単純に投げすぎが原因がほとんどですが、子どもでは成長痛のように筋肉と骨の成長のアンバランスが原因で引き起こされることが多いです
体の成長が進むにつれて自然に痛みがなくなることもありますが、無理に投げ続けているとなかなか治らなかったり、靭帯の手術になるケースもありますので早期判断が必要です
外側型
肘の外側が痛くなる外側型は、将来に影響をおよぼす可能性が高く、野球肘のなかでも特に注意が必要な損傷です
離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)
内側型は筋肉に引っ張られるようにして痛めますが、外側型は骨が圧迫を受けるようにして痛めてしまいます
これを「離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)」といいます
少しづつ進行するのが特徴で、悪くなってくると骨がかけてしまい、関節の中に骨のかけら(関節ねずみ、関節遊離体)が現れます
そうなると肘が伸びにくくなったり曲がりにくくなったりするロッキングという症状を引き起こすことがあります
外側型は初期では痛みを感じにくく発見が遅れがちですが初期に見つけることができれば投球を禁止することで治ることもあります
ただ、痛みを覚え病院を受診する選手の多くは自然に治ることは困難で手術になるケースも少なくありません
野球肘における全体の割合は少ないものの早期発見・早期治療がとても重要な疾患です
後方型
後方型は、肘の後ろ側が痛くなるものです
主に成長期の骨の炎症や、使いすぎによる筋肉の損傷があります
肘頭骨端損傷(ちゅうとうこったんそんしょう)
成長期の骨は骨端線(こったんせん)という子供の骨が存在しています
子供の骨は非常に軟弱で痛めやすいものです
肘を伸ばしてボールをリリースする時に、肘の後ろの筋肉が引き伸ばされて、骨を引っ張ることで成長期の柔らかい骨が炎症を起こします
後方インピンジメント
肘を伸ばしてボールをリリースする時に、肘の後ろでは骨と骨が衝突(インピンジメント)します
その際に、肘の後ろの筋肉や靭帯を痛めてしまうことがあります
これを後方インピンジメン症候群といいます
野球肘の原因
野球肘の原因は1つではなくいくつかの原因が組み合わさって痛みを出しているケースがほとんです
いくつかの例を見ていきましょう
筋肉の疲労
筋肉は疲れがたまると、本来ある力を十分に発揮することができないためr年収をしても日々のパフォーマンスが下がっていきます
この筋肉の力を半分しか発揮できない状態で、たくさん練習たり、投げ込んだりしてしまうと筋肉はその負担に耐えることができませんので結果、筋肉や靭帯などが悲鳴をあげケガに発展します
当然、負担の多いトレーニングや、連戦したり連投したりすると疲労の原因になります
また、それ以外にも睡眠不足になってしまったり、偏った食生活を続けていると疲労が回復しにくくなるので、結果的に疲労が溜まってしまいこれもケガに繋がってしまいます
柔軟性不足
肘の痛みと関連が深いのが手首、肩甲骨、股関節などの動きやすさです
特にスローイング動作に必要な肩甲骨の動きが悪くなると肩に負担がかかりやすく、股関節が硬くなると上半身の力ばかり使って投げるようになってしまい、上半身への負担が大きくなってしまいます
次に手首が硬い選手は腕の筋肉がすぐに疲れてしまい、次第に肘の負担が大きくなります
肘は痛めてしまうと、関節が伸びにくくなったり曲がりにくくなったりしますので少しでも左右の肘の動きが違ってきたら早急に治療をおこなうことが大切です
痛みが長引いている、痛みを繰り返してしまう、治療しているのになかなか良くならない、そのような場合投球フォームに問題があることが多いです
これまで多くの選手をみてきましたが、肘を痛める選手の多くが体の開きが早く、腕が遅れるような投げ方になっています
投げ方の改善は苦労するポイントでもありますが、パフォーマンスのアップにも繋がりますので、負担が少なくハイパフォーマンスができる動作習得をしていきましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか?
野球肘の中でも痛みの箇所や内容によって変わってくることや、なってはならないケガの1つだとご理解いただけたと思います
では、実際に野球肘にならたいために何をすれば良いのか
日々の生活できることは何か
下の記事から見てみましょう
それでは、今回は以上です
では、また。
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